夫を味方にする方法

【夫を味方にする方法】111話 ネタバレと感想

たかすけ

【111話】夫を味方にする方法 ネタバレと感想

以下ネタバレ・感想あります
人物名やニュアンスが間違っている場合もありますのでご了承ください

信じられずに、傷つけてごめんなさい

ベッドで目を覚ましたイースケは、すぐに隣にルードベキアの姿がないことに気づき、思わず飛び起きました。
慌てて部屋の扉を開けた拍子に、廊下を通っていた執事のレトラーを驚かせてしまう場面も。

レトラーにルードベキアの所在を聞こうとした矢先、彼女がちょうど背後から歩いてきました。
どうやらイースケは3日間眠っていたようで、その間ルードベキアはずっと彼のそばにいたとのこと。
たまたま席を外した一瞬のタイミングで、イースケが目覚めてしまったようです。
ルードベキアが無事でいたことに安堵したイースケはルードベキアを抱きしめます。

イースケは、ルードベキアが兄・チェシアレから受けていた冷酷な扱いを思い出し、どうして今まで話してくれなかったのかと問いかけます。
それに対しルードベキアは、「あなたも他の人たちのように変わってしまうと思った」と、静かに語りました。
どうやらルードベキアの周りには“家族に大切にされていない”と知れた途端に態度を変える人々がたくさんいたんでしょうね。。
そのたびに、ルードベキアは少しずつ心を閉ざしていったのでしょう。
なんともやるせない気持ちになります。。

イースケも、最初に違和感を覚えたのは馬小屋での一件だったと明かします。
ただ、自分で問い詰めるよりも、自分の目で確かめようと決めていたようで、チェシアレに直接会おうとしたのもそのためでした。

今回のお祭りでルードベキアとチェシアレが仲良さそうに見えたことで安心したものの、結果的に彼女が傷ついたことに対して、イースケは深く後悔します。
そんな彼に、ルードベキアはそっと言葉をかけました。

「栄光の花」をくれたこと、たくさん想いを証明してくれていたのに信じることができず、むしろ傷つけてしまったこと――
すべてに対して、彼女は謝罪とともに、心からの感謝を伝えます。

そしてついに、イースケに対して完全に心を開いたルードベキアは、彼の胸に身を預け、2人はしっかりと抱き合い、静かにキスを交わしました。


これまでの誤解やすれ違いを越えて、ようやく“本当の意味で通じ合えた”ふたり。胸がいっぱいです!

そしてここで、シーズン2が完結。
とても胸が熱くなる締めくくりでした。

ちなみに、シーズン2には当初予定されていた内容の1/3ほどしか盛り込めなかったそうで……
作者さんご本人も「すみません」と笑っておられましたが、私としてはこんなにも素敵な作品を届けてくださったことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

どうか無理だけはせず、体調に気をつけながら、これからも制作を続けていってほしいですね。
再開の日を楽しみに、何度でも読み返したくなる…そんな濃密で心に残るシーズン2でした。

なお、シーズン3の開始時期はまだ未定とのことですが、始まり次第また感想を交えて記事を投稿したいと思っています!

また、こちらのお話には原作小説も存在しています
続きが気になって仕方がないという方や、WEBTOON化の過程で省略されたであろう部分まで深く知りたい方は、ぜひそちらも検索してみてください。

次のシーズンも、楽しみに待っています。


←前回今回→次回
110話111話112話

ABOUT ME
Rio
Rio
記事URLをコピーしました